インターコンチネンタル大阪に宿泊した翌日は、ホテルを変え『ハイアットリージェンシー大阪』に宿泊しました。
今回の出張旅程は3泊4日。
普通なら梅田や難波の利便性の良いホテルに泊まるため、都心からやや離れるベイエリアのホテルは選択肢には挙がらないのですが…。
実は今回は初日が前乗り、2日目が仕事、3日目はプライベートというスケジュールを組んでいました。
出張にかこつけて3日目のプライベートが本番ということですね(笑)
そのプライベートなイベントがインテックス大阪で開催れるということで、今回は2~3泊目をベイエリアのホテルで探していたんです。
というわけで、今回はハイアットリージェンシー大阪のご紹介です。
大阪駅からシャトルバスでホテルへ向かいます
インターコンチネンタルをチェックアウトしたあと、時間に若干余裕があったため一度荷物を預けるためにハイアットに向かいます。
ハイアットへの足はシャトルバス。
大阪(梅田)駅からはハイアットに限らず、主要な各ホテルと駅を往復するシャトルバスが頻繁に発着していて非常に便利です。
バスに乗れば勝手にホテルへ連れていってくれるので道に迷う心配もないですし、最短で着きますし、なにせ無料というが嬉しいところ(笑)
シャトルバスが発着しているホテルを利用する場合は、これを利用しない手はありません。
ということで私もシャトルバスに乗り込み、一路ベイエリアにあるハイアットリージェンシー大阪を目指します。
スタッフの対応が素晴らしい
30分ほど揺られていたでしょうか?バスがホテルに到着します。
すぐに降りてチェックイン…といきたいのですが、あいにく時刻はまだ12時を回ったあたり。
チェックイン開始は14時からなので、当然チェックインできないものと思い、荷物だけでも預けようかと思ったところ…
「お部屋のご用意ができていますので」とのことで、フロントの方のご厚意でアーリーチェックインさせていただきました!
ハイクラスなホテルだと客室も多いですし、サービスの一環としてチェックイン時間もある程度融通してくれることも多いですが、アーリーチェックインプランでもない限り、基本的にはイレギュラーな対応です。
だからこそこうして気を効かせて早めのチェックインを受け付けてくれるのは嬉しいことですし、それだけでホテルの印象も良くなりますよね。
チェックイン手続きを済ませてもらい、客室係の方に部屋まで案内してもらったのですが、ここでもスタッフの方の素敵な対応が。
一通りの設備を説明してもらいつつ雑談をしていて、私が「仕事のために急いでいる、一度すぐにホテルを出て仕事を済ませなければいけない」ということを何気なく話したところ…
「それではすぐにタクシーの手配を致します」と言ってくれたんですね。
そうなんです、仕事予定は午後から本町だったのですが、この時点で思ったより時間に余裕が無くて…私急いでいたんです(笑)
そのため行きはシャトルバスに乗ってきたのですが、発着時刻の関係上仕事へ向かうにはシャトルバスを待っていては間に合いません。
仮に間に合っても大阪駅から不慣れな大阪の電車に乗って目的地に辿り着けるか?という不安もありましたので…最初から仕事へタクシーで向かうつもりでした。
その旨伝えると、すぐにタクシーの手配まで気を回してくれるあたりは、さすが老舗のシティホテルというところでしょうか。
ちょっとしたことですが、こういった心配りをしていただけるとグッと心を掴まれてまた来ようかな…なんて思いますよね(我ながらちょろいやつです笑)。
そんなわけでホテルに到着してから客室への案内、仕事へ向かうまでの一連の流れも非常にスムーズで、おかげさまで無事に仕事も終えることができました。
フロントの方も客室の方も、素晴らしいスタッフの方々でしたね。
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デラックスツインルームに宿泊!
はい、ということでここまでは余談で…(笑)
本題の客室紹介にいきましょう。
今回宿泊したのは『デラックスツインルーム』です。
インターコンチネンタルと同じく一休.comでお得なプランを見つけたので、予約してみました。
ただダブルルームが空いていなかったので、一人利用ですが今回はツインルームへの宿泊です。
客室入り口
入り口を開けてすぐの景色はこんな感じ。
デラックスルームはスタンダードルームの30㎡からワンランク上がり、40㎡とゆとりのある作りが特徴です。
さらに右手はクローゼットなのですが、扉が鏡張りなので余計に広く見えますね。
またクローゼットよりさらに手前、入り口入ってすぐにはちょっとした棚?収納スペースのようなものがあります。
棚の上にはウッドチップがありますが、消臭効果があるのでしょうか。
クローゼットの中です。
高さも奥行きも十分確保されていますね。
浴衣や貴重品ボックスなどもこちらに置かれていました。
ベッドルーム
中へと入るとベッドルームです。
ツインベッドと応接セット、テレビなど一通りの設備が揃っています。
全体的にコンパクトなインテリアなので、部屋の広さが強調されますね。
ゆとりがあるのは良いのですが、空間がもったいないような、ちょっと寂しいような気もします(笑)
ツインベッドの真ん中に設置されたサイドテーブル。
ライト、電話、時計、メモ帳などこちらも至って標準的なセッティングです。
コンセントが向かって右側にしかないのがやや不便でしょうか。
テレビ周りのインテリアもシックにまとまっていますが、肝心のテレビがやや小さめ。
ベゼルも広く本体サイズのわりに画面の小ささが目立つので、やや古い印象は否めません。
またテレビ台兼デスクのガラステーブル下にはスツールもありますので、こちらで簡単な書き物などは済ませられそう。
別に応接セットのようなデスクとソファもありましたが、こちらもテーブルに対してソファの座高が低めなので、長時間のデスクワークには不向きかもしれませんね。
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ミニバー(冷蔵庫)
ミニバーコーナーの設備。
こちらも必要最低限といった感じであまり力を入れてはいないようです。
ただやたらと上の戸棚が明るいのは気になります(笑)
やたらと明るいのでどういうことなのかな~と思って戸棚を開けてみると…
グラスやマグカップが光り輝いていました(笑)
部屋全体はシックなトーンなのに、ここだけ蛍光灯の白々とした明るさが別世界のようで、「うーん…これはいったいどんなコンセプトなんだろう?」と一人考えていました(笑)
そして戸棚の下には冷蔵庫もあるのですが…
開けてびっくり、なんと全くの空でした…!
相当売れ行きが悪いのか?管理コストの手間を省いているのか?わかりませんが…
「ミニバーの補充をご希望のお客様は、お手数ではございますが内線「4」番ゲストサービスまでお知らせください」とのこと。
…これは本当にお手数ですね(笑)
わざわざ買いに出たり注文しなくても気軽に飲めるのがミニバーの良さだと思うのですが、いちいち空の中身を補充してもらわなきゃいけないとはすごく面倒です。
また何が補充されるかわからないのに(伝票に書いてあったかな?)、とりあえず呼んで補充だけしてもらう…なんてことも気が引けますよね。
補充してもらったからには使わなきゃいけない気になりますし。
何よりガランと空っぽの小さな冷蔵庫を見ると寂しい気持ちになります。
これじゃまるで安いビジネスホテルのよう。
せめて無料のミネラルウォーターくらいあらかじめ冷やしておいてくれればよいのに…仮にもハイアットの名前を冠しているホテルに泊まっている気がしません。
前日のインターコンチネンタルはミニバーの充実っぷりに驚かされましたが、ハイアットでは逆の意味でまた驚かされました。
今回一番残念だったのは、このミニバーかもしれません。
バスルーム
気を取り直してバスルームへ。
バスルームの扉を開けると、左手からトイレ、シャワーブース、シンク、バスタブという順に配置されています。
私は基本的にトイレとバスは完全に独立しているのが好きで、ホテルの部屋選びの際にもけっこうそこは重視するのですが…
このハイアットリージェンシー大阪のデラックスルームの場合はバスルーム自体が中々の広さがあり、隣接するシャワーブースは完全に仕切られていること、またシンクやバスタブからもかなり距離を取って設置されていることもあって、トイレと入浴スペースが一緒でもほとんど気になりません。
一番落ち着くのは洗い場付きの日本式バスルームなのですが、シャワーブースとバスタブが別にあるこのタイプもわりと好きですね。
シャワーブースは上までしっかりと密閉されるタイプで、シンクの鏡も曇りません。
広くはないですが使い勝手は悪くないです。
※指が映り込んでしまうという超初歩的ミス…汗
シンクもスペースは十分に確保されていますね。
アメニティ類はこんな感じ。
とりあえず必要十分は揃っている、といったところでしょうか。
バスルームは全体的に間取りも広く、使い勝手が良くて好印象。
スタンダードルームにはない独立シャワーブースなど10㎡分の広さを生かしてより快適な空間を実現していますね。
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眺望
そして部屋から見える眺望。
ベイエリアというだけあって、海が綺麗ですね。
今回の一番の目的、インテックス大阪も見えます。
ちなみにこの写真、一見そろそろ日が沈みそうで綺麗な夜景が…と思うかもしれませんが実は違って…
これ、朝焼けなんですよ(笑)
さきほどベッドルームのサイドデスクにあった時計の写真にもう写っていたのですが、撮影時刻は早朝午前5時過ぎで。
前述の通りチェックイン時には撮影する余裕がなく、また仕事が終わってからも付き合いで飲みに行くこと何軒だったか…
ホテルに帰ってきたときにはもう夜明けで、1日疲れた体を引きずりながら一生懸命撮影したわけです(笑)
まあそのおかげで普段は寝ていて絶対見られないだろう朝の幻想的な景色も見られたので、結果オーライですね(笑)
ハイアットリージェンシー大阪デラックスツイン宿泊まとめ
そんなわけで、今回はハイアットリージェンシー大阪のデラックスツインルーム宿泊体験記でした。
ハイアットリージェンシー大阪はベイエリアで1994年から営業している、大坂でも老舗の外資系高級ホテルです。
それだけにところどころ施設や備品の老朽化が見られますし、部屋の内装や作りも新しいホテルほど洗練されてはいません。
また経営方針なのか?わかりませんが、ミニバーなどのサービス縮小も若干残念な点ではあります。
ただ、一人ひとりのスタッフさんのホスピタリティは素晴らしいものがありましたし、ソフト面でのサービスはよりハイクラスの最高級ホテルにも引けを取りません。
ベイエリアで都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごしたいなら、十分に有力な選択肢になるのではないでしょうか。
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