先日は出張も兼ねて小旅行でいつものごとく東京へ。
新宿に泊まることになったので、今回も常宿の『ハイアットリージェンシー東京』を予約しました(まあ『常宿』と呼べるほど宿泊はしていないのですが…笑)。
基本的にはヒルトン系列が好きな私ですが、新宿エリアではハイアットのほうが個人的に好印象です。
お値段も付近のホテルでは一番お手頃で利用しやすいのもグッド。
なにせ北海道から出張となると飛行機代も合わせてなので、一泊二日でもそれなりの値段にはなりますからね。
というわけで今回は新宿エリアのシティホテル、『ハイアットリージェンシー東京』をご紹介していきます!
都庁前で下車しハイアットに到着
ハイアットリージェンシー東京があるのは、ヒルトン東京などと同じ西新宿エリア。
新宿駅で下車するとそれなりに距離がありますが、大江戸線の都庁前駅で降りてA7番出口から降りるとすぐに到着します。
また羽田空港からは直通のリムジンバスも出ています。
ただ今回は空港着からバスの時刻までの接続が微妙だったため、羽田からは京急→都営浅草へ直通、都営大江戸線に乗り換え…というルートでホテルに。
個人的にはモノレールよりも京急派です。
ホテルロビーに足を踏み入れると、巨大な3基のシャンデリアがお出迎え。
このシャンデリアを見るとハイアットに来たな~という感じがしますね。
ちなみに最近知ったのですが、実はこのクリスタル製シャンデリア、1980年当時の価格で一基5000万円もするんだとか!
ということは3基あるので総額1億5000万円…しかも当時価格なので今だともっとしそうですよね。
ハイアットリージェンシー東京を印象付ける豪華なシャンデリアです。
ビュールームからビューデラックスへアップグレード!
シャンデリアの鑑賞もそこそこに、さてフロントでチェックイン手続きを…というところで問題に気がつきました。
元々予約していた部屋はビュールームだったので、トイレとバスルームが一緒になったユニットバスタイプだったんです。
私はトイレとバスルームが独立しているタイプの部屋が好きなので、ホテルの予約時にはたいがいそういった部屋を取ることが多いのですが、今回に限ってなぜかビュールームを予約していました。
で、チェックインの時にフロントの方に、
「今回は2泊、ビュールームへのご滞在でございますね」
と言われて。
はい、と答えたものの、
「(あれ?記憶ではたしかビュールームはユニットで、ビューデラックスからトイレとシャワーが別々だったような…)」
ということをふいに思い出したんです。
ただ、今回の予約はパックツアーでそもそも部屋タイプがあまり詳細に書かれていないプランでしたし、自分の記憶にも確固たる自信はなかったので、念のためフロントの方に確認をしました。
「そういえばこのお部屋ってトイレとお風呂が同じでしたか?」
と。
するとスタッフの方は、
「そうですね、スタンダードなタイプのお部屋になっております」
とのことでした。
あー…やってしまった!やっぱりか!
これは困ったなあ…仕事もあるしなるべくホテル滞在中は快適に過ごしたいし。
空きがあったらお金を払ってでも部屋を変えてもらうべきかな…?
なんてことを考えていました。
すると様子を察したのか、
「別のお部屋がよろしいでしょうか?」
と声をかけてくださって。
私もできればユニットバスは避けたかったので、空きがあれば変更してほしいと伝えました。
かしこまりました、という言葉と同時にスタッフの方がPC端末を操作し始めます。
内心「(できるだけ安くなるといいな~…スイートとか高いところしか空いてなかったらどうしよう…)」なんてケチくさいことも考えながら(笑)部屋の空き状況を確認してもらうためにおとなしく待ちます。
そして数分後。
「本日は空きがございますので、特別に無料でアップグレードさせていただきます」
との言葉が。
なんと当初のビュールームからビューデラックスルームに、無償でアップグレードしてくださいました!
ワンランクアップとはいえ、こちらから申し出た変更ですから当然多少の出費は覚悟していたのですが、何とも嬉しい心遣いです。
まして私は一応ワールドオブハイアットメンバーですが、パック旅行が多いので宿泊実績はほとんど加算されていないですし、手続き時にステータスの照合も特にされていません。
まあ最近は新宿滞在の際にはハイアットに泊まることも多いですが、それを考慮してもステータスもない平の私にこうした待遇を取ってくれるのは有難い限りです。
いつも新宿ではハイアットかヒルトンで悩むのですが、これは今後ハイアットに寄せようという気になりますね(笑)
ともかく、フロントの方の心遣いで有難くアップグレードされたお部屋に泊まることができたんですね。
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都庁真横のビューデラックスキングへ宿泊!
というわけで、アップグレードされたお部屋へと向かいます。
今回は21階の都庁側のお部屋です。
ハイアットリージェンシー東京の『ビュールーム』はその名の通り眺めの良い高層の部屋で、新宿中央公園側か都庁側どちらかになります。
いままで泊まったときはほとんど新宿中央公園側だったのですが、今回は珍しく都庁側。
窓から見える景色はどんなものかというと…
ドーン!と都庁が真横に、圧倒的な存在感を放っています。
シティービューというか、もはや都庁ビューですね(笑)
都庁で働いている職員の方も姿もはっきり見えるくらいの近さで、逆にこちらの様子も見えているのかなと思うと一瞬落ち着かない感じはありましたが…まあ裸で部屋をうろつくわけでもないですし、問題ないでしょう(笑)
というわけで、ここからはお部屋の中を画像付きで紹介します。
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客室
入り口を開けるとまず視界に入る景色がこちら。
木のぬくもりが感じられるインテリアで、右手にはシャワーやトイレ、左手にはクローゼットがあります。
クローゼットは広さと奥行き十分です。
金庫にバスローブ、パジャマ、スリッパなどはこちらにまとまっています。
ちなみにパジャマ…というか寝巻は浴衣です。
寝巻が浴衣タイプのホテルは外資でも意外に多い印象ですが、個人的には浴衣はたとえ温泉でも寝にくいなあと思ってしまいます(笑)
ここは無難に上下セパレートのパジャマとかだと嬉しいですね。
ベッドルーム
ホテルに到着したのは15時過ぎとまだ日中でしたが、電動の遮光カーテンが降りていたので照明を全てつけていないと部屋は暗めです。
ビューデラックスルームは日本調にまとめているとのことで、全体に落ち着いた雰囲気。
バスルームが部分的に擦りガラスになっているのもおしゃれですね。
33㎡なのでもともとの広さもけっこうあるのですが、この擦りガラスが奥行を出してより室内を広く見せてくれます。
ベッドのヘッドボードと一体化したサイドデスクは照明類がまとめられています。
こちらの写真では見えないのと、こちら側にも付いていたかは記憶が曖昧なのですが…反対側のサイドデスクにはコンセントもありました。
デスクはテレビが置いてあることを差し引いても広さ十分で、PC仕事などもしやすい環境です。
高級ホテルのそれなりのグレードの部屋でも丸い小さなデスクしかなく仕事には向かない…なんてこともありますから、出張時にはこういったデスクのほうが快適ですね。
食器類はこんな感じ。
マグカップと湯飲み、ポットがあります。
冷蔵庫の中身。
このあたりはいたって普通ですね。
バスルーム
そしてこちらが今回お部屋の変更をお願いした最大の理由、バスルーム!
トイレと別々なのはもちろん、独立したシャワーブースで水はねなど気にすることなく快適にシャワーを浴びることができます。
またバスタブの広さと深さも十分なので、足を伸ばしてお風呂に浸かれるのも嬉しいところ。
さきほど紹介したようにシャワーブースとは別なので、シャワーカーテンに気を遣いながら入る必要のないのも個人的にはポイントが高いです。
アメニティは『PHARMACOPIA』というブランドですね。
こちらの他に、さきほどのシャワーブースの写真に少し映っていましたが、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが別にあります。
香りはシトラスのよくある感じですが、そこまで強烈じゃないので万人受けしそうです。
ちなみにハイアットリージェンシー東京では、なぜかサービスのミネラルウォーターがバスルームのシンク横に置いてあります。
普通なら食器類の横かその下の冷蔵庫に入れておけば良さそうなものですが…スペースの問題でしょうか?
ホテルオリジナルですが、味はというと…いろはすのほうが好みです(笑)
トイレ
そしてトイレです。
入り口すぐ横でバスルームの隣に位置しています。
広さは十分でシンクも備え付けられています。
お部屋の紹介は以上になります。
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ハイアットリージェンシー東京・ビューデラックスキングルーム宿泊記まとめ
今回は勘違いでビュールームを予約してしまいましたが、ホテルスタッフの方のご厚意でビューデラックスルームにアップグレードしていただきました。
ビュールーム以下とビューデラックスルーム以上の大きな差が独立シャワーブース付きのバスルームとトイレ。
どちらも快適なホテルステイには欠かせない重要な要素ですし、ハイアットリージェンシー東京に宿泊の際はビューデラックスルーム以上のお部屋がおすすめです。
もちろんハード面だけでなくスタッフの対応などソフト面も一流ですから、ぜひ新宿に滞在予定があるなら一度ハイアットリージェンシー東京に泊まってみてくださいね。
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