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JAL CLASS EXPLORERの招待が来た!特典やメリット、インビテーション条件に会員数も調べてみた。

JAL CLASS EXPLORERの特典やメリット、会員数、インビテーション条件を調べてみた

 

コロナが猛威を振るっている昨今、海外旅行どころか国内移動でちょっと飛行機に乗るのも憚られるようになりました。

私も毎月のように飛行機に乗っていた昨年までとは一転、今年は12月時点で国内線2往復したのみと搭乗機会が激減しています。

 

そんな状況ですからすっかり旅とは縁遠くなってしまっていたのですが…先日JALマイレージバンクから『CLASS EXPLORER』なる会員組織に招待されたので登録してみました。

 

JAL CLASS EXPLORERとは?

JAL CLASS EXPLORER

 

冒頭でもお話ししたとおり、先日突然JALから『■日本航空より特別招待■ 旅を愛する皆さまへ。完全招待制の新会員サービス”CLASS EXPLORER”へのご招待』というタイトルでメールが届きました。

開封してみると“CLASS EXPLORER”なる新しい会員組織が発足したとのことで、このEXPLORER会員になると、

 

  • プレミアム・オファー
  • エクスプローラー・リザーブ
  • エクスプローラー・サポート
  • エクスプローラー・ライブラリー

 

という限定の優待サービスを受けられるようでした。

主にマイルを使用して限定の特典を受けたり、場合によってはマイルが貰えるイベントなんかもあるみたいです。昨今は特典航空券も満足に使用できない状況が続いていますから、その代替案といったところでしょうか?

JAL的にもマイルをずっと貯められていざ普通に運航できる状況になったときに特典航空券で消費されるよりは有償で搭乗してもらったほうが収益的にはありがたいでしょうし、そのあたりの思惑もあるのかな。

 

…で、実はこのCLASS EXPLORER、私にインビテーションが来たのは2020年12月でしたが、サービス開始は2019年10月30日と1年以上前。

そこから随時AIによる判定でインビテーションを送っているそうな。

まあ世間の有名なマイラーや出張族や修行僧の方々から比べると木っ端みたいな利用実績の私にサービス開始当初から届くはずもなくそれは納得ですし、むしろ今年なんか2往復しか乗っていないのになぜ…?ってくらいですから、思ったより会員数が伸び悩んでいるのでしょうか?

 

実際に入会してみました!

 

さていまいちメールを読むだけでは詳細がよくわからなかったので、年会費も無料らしいし(笑)そのまま登録ページに飛べたのでさっそく登録してみました!

ちなみに登録ページ自体は誰でも見られるみたいなのでリンクを張っておきましたが、JMB番号やインビテーションコードと紐づけられているので、誰でも登録できるというわけではなさそうです。

当たり前ですがそのへんはきちんと対象顧客だけが登録できるようになっているのですね。

 

会員サイトにログインしてメニューを色々触っているとときパッと目についたのは…

 

JAL CLASS EXPLORER デジタル会員証

 

このデジタル会員証です。

個人情報のところはモザイク処理していますが、虹色のエンブレム?部分はホログラム調で常に色が変化していてかっこいいです(笑)

会員証とかあるんだ…と思ったのですが、QRコードもついていますし体験型のサービスを受けるときに提示することもあるのでしょうか?

 

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JAL CLASS EXPLORERの特典やメリット

 

さきほど説明したように、CLASS EXPLORERには大きく分けて4つのサービスがあります。

それが、

 

  • プレミアム・オファー
  • エクスプローラー・リザーブ
  • エクスプローラー・サポート
  • エクスプローラー・ライブラリー

 

の4つ。会員サイトも見ながら順番に説明していきます。

 

(Premium Offer)プレミアム・オファー

 

ひとつめのサービスが『プレミアム・オファー』。

JAL公式によると、

 

提携パートナー企業とのコラボレーションによる、
会員限定の特別な体験のご提案

 

とのこと。

具体的には下記のようなサービスがあるようです。

 

JAL CLASS EXPLORER premium offer1

 

どれも高級そうなサービスばかりですね。実際、会員サイトを覗いてみたら東京ベイエリアのナイトクルーズが1組3名までで65000マイルでした。

また20000マイル貰えるヘリコプターチャーターのプランは、片道30分程度の往復で最低90万円~という価格設定(!!)

 

JAL CLASS EXPLORER ヘリコプターチャーター

 

8名迄乗れるとして、仮に全員で割っても一人11万ちょっと…「まとまったお休みは難しいけれど、ちょっとリフレッシュしに日帰り旅行がしたい!」でヘリチャーターできる富豪っているんですねえ…。

 

ざっと見た感じ庶民の私には関係ないオファーが多いのですが…現実的なのは数万マイル使って参加できるイベントとかでしょうか?

あとはベンツは試乗するだけで1000マイル貰えるようなので、車が好きな人には良いかもしれません。

 

アスリートとの交流会もそのスポーツが好きな人には嬉しいでしょう。11月にはテニスの錦織圭選手とのオンライン交流会があったみたいなので、テニスをやっていた私としては少し興味がありましたね。

コロナ禍ということもあって対面でのイベントは難しそうですが、今後状況が落ち着けば一緒にプレーできるなんてこともあるのかな?それだとめちゃくちゃ価値が上がりますね。

 

Explorer Reserve(エクスプローラー・リザーブ)

 

『エクスプローラー・リザーブ』はその名の通り、

 

一般には入手が難しい
季節ごとの人気イベントや
人数限定の特別な体験のお席や
チケットを会員さま向けに確保

 

という優待・予約系のサービスですね。

一般には入手が難しい~…のレベルがどれくらいのものなのかはわかりませんが、クレジットカードのコンシェルジュデスクも最近はあまりチケット系は強くないですし、本当にレアなイベントを一定数確保できるならこれは価値があるかもしれません。

JAL公式サイトでは、

 

JAL CLASS EXPLORER explorer reserve1

 

こんな感じに案内されていましたが、“世界各国の著名コンサート”は興味がある人も多いかも(私は芸術的教養が一切ないのであまりですが…)

ラグジュアリーブランドのイベントも憧れる人は多いですよね。特に女性向けのイメージですが。

個人的には初日の出フライトは一度は乗ってみたいと思っているのですが、毎年激戦で取れる気がしないので、もしEXPLORER会員向けで取りやすくなるのであればこれは嬉しいです。

 

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Explorer Support(エクスプローラー・サポート)

 

『エクスプローラー・サポート』は、

 

エクスプローラーの旅を快適にするサービス

 

とのこと。

 

JAL CLASS EXPLORER explorer support1

 

具体的にどんな感じ?と思って会員サイトを見てみました。

 

JAL CLASS EXPLORER explorer support2

 

う~ん…正直言ってそこまで魅力的なものはないでしょうか。

Okura Tokyo1泊でone harmonyロイヤルステータス…とかありますが、ロイヤルは宿泊実績10泊で達成できるのでそこまでの優遇は期待できないです。

しかも獲得条件がオークラ東京限定かつ新規入会者限定で既存のone harmony会員は対象外ですから…なんとも微妙ですね。せめて全国のオークラ系列どこでも対象で、かつ新規・既存問わずとかだったらまだ良かったのですが。

 

それならたとえば一年間はロイヤルに無条件でなれて、かつ最上位会員のエクスクルーシヴの達成条件を30泊→10泊ぐらいに大幅減とか、JALとオークラはガッチリ提携なんだから頑張ってほしかった。

そもそもJALマイルを大量に保有しているなら30000マイルをone harmonyのポイントに変えちゃえば一泊もしないでエクスクルーシヴ会員になれるという伝統芸(?)もありますしね。

 

MAMORIO Sは定価4000円ほどのものが2000マイルで交換なのでロゴの刻印が気に入れば交換しても良いかもしれませんが、そうじゃなければ2000マイルの価値を考えると普通に買ったほうが良いですね。

国際線機内Wi-Fi無料は国際線に搭乗する人にはありがたいと思いますが、一人1回きりなのは残念。そんなたいした売上にもならないんだから「旅を愛するEXPLORER会員」には常時無料くらいのことをやってほしかった。

 

エクスプローラー・サポートはどうにも全部中途半端というか、いまひとつお得な感じのものが無いなあと思いました。

 

Explorer Library(エクスプローラー・ライブラリー)

 

『エクスプローラー・ライブラリー』は読み物コンテンツです。

 

世界地図のうえにマッピングされた、旅ごころを刺激する上質な記事

 

ということで、WEB上の地図を移動しながらその地域の記事を読むことができます。

 

explorer library map1

 

世界地図を拡大していくと…

 

explorer library map2

explorer library map3

 

こんな感じで、その地域に関連する記事を読むことができます。

今後旅行に行きたいと思っている興味のある地域を見てみたり、暇つぶしにはちょうど良いコンテンツかもしれませんね。

 

JAL CLASS EXPLORER explorer library1

 

またSKYWARDやAGORAがデジタル化されていていつでも読めるのもちょっと良いかも。個人的にはAGORAよりSKYWARDのほうが好きなのですが、あれは飛行機に乗らない限りは読めませんので…

最初は読むものなんてあるかなー、なんて思っていましたが、意外にこのエクスプローラー・ライブラリーはちょっとした時間に使えそうです。

 

JAL CLASS EXPLORER入会のインビテーション条件は?

 

さて、ここまで紹介してきたように『JAL CLASS EXPLORER』は明らかに富裕層向け、JALの上顧客向けのサービスです。

ただそうなると私のようにほとんど搭乗していない人間にも招待が来ているのが不思議です。

「旅を愛するEXPLORERだとAIが判定した」とはありましたが、実際のインビテーション条件はどうなっているのでしょうか?

 

一応私のJALの使用頻度?貢献度?など関係のありそうなものを列挙してみると…

 

  • JGC会員(2014年~)
  • ワンワールドステータス:2020年現在平JGC
  • JALカード種類:JALJCBプラチナ
  • 年間搭乗回数:(20~30回程度・国内線オンリー)
  • 2020年搭乗回数2往復:(内2回ともマイル搭乗)
  • マイル保有数:2020年12月現在約32万マイル

 

こんな感じでしょうか?お世辞にも上顧客とは言えませんね…

JGCを取得した年はそこそこ搭乗したものの、それ以来ワンワールドやJMBのステータスを獲得するほどの搭乗はなくいつもほぼ平JGCですし、今年に至っては2往復しか乗っておらずさらに有償搭乗もありません。

唯一考えられるとすればマイル保有数でしょうか?これらのほとんどはクレジットカードで貯めたショッピングマイルになりますが。

 

やはり本来ならインビテーション対象なるような顧客ではなかったものの、コロナ禍で会員数やサービスの利用が伸び悩んだりで条件を緩和しインビテーションを拡充しているのかもしれませんね。

またマイル余り状態ではありますから、それらを適度に消費させたいのかもしれません。

いずれにせよ、これくらいの条件なら達成している人もたくさんいるでしょうし、EXPLORER会員に興味を持つくらいの人なら遅かれ早かれインビテーションは来そうな気もします。

 

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※会員数はどれくらいなのか

 

ちなみに会員数が伸び悩んでいて…と推測してみましたが、実際の会員数はどれくらいなのでしょうか?

 

2020年12月現在、JAL公式にCLASS EXPLORERの会員数は公表されていません。

ただざっくりとした推測なら立てることは可能です。

 

アプリのダウンロード数から計算してみた

 

それは「アプリのダウンロード数」から計算するということ。

 

JAL CLASS EXPLORER androidダウンロード数

 

Google play storeでは、アプリのダウンロード数の目安を簡単に確認することができます。

それによると2020年12月現在、5000回以上はダウンロードされているとのこと。

ただしこの区切りはかなり大雑把で、次の区切りがおそらく10000回以上となるので、この数値ではダウンロード数が5000回以上~10000回以下というくらいしかわかりませんが…まあ仕方がないでしょう。

 

Appleのダウンロード数は非公表だけど…

 

で、アプリをインストールできるのはandroidだけではありません。iPhoneを始めとするiOSでもJAL CLASS EXPLORERのアプリは配信されています。

ただしAppleのアプリは残念ながらダウンロード数が公表されていないため、androidのようにざっくりとした規模感すら知ることができません。

 

そこで日本におけるiOSとandroidのシェア率で計算することにしました。

その年によって違いますが、日本は世界でも珍しいくらいiOSのシェアが高い国で、2019年のシェア率7:3でiOSが優勢でした。まだ今年の数値が出ていないのですが、少なくとも5割を切ることはまずないでしょう。

素直にこの7:3という数字を採用すれば、androidのダウンロード数が下限の約5000だったとき、iOSでのダウンロード数は11,666.6666…なので、約12000くらいとしておきましょう。

androidのダウンロード数が上限の1万に限りなく近いのであれば、倍の24000です。

 

それぞれ、androidのダウンロード数+appleのダウンロード数で計算すると…

  • 最小:17000ダウンロード
  • 最大:34000ダウンロード

となります。

 

会員の何割がアプリをダウンロードしているか?

 

で、アプリのダウンロード数がざっくりと規模感だけでも出せたところで最後に考えなければいけないのは、EXPLORER会員でアプリをダウンロードしていない会員の数、ですね。

これがわかればあとはもう答えに辿り着けるのですが…残念ながらこれに関しては全くわかりません(笑)

こればかりはアプリの属性にもよるでしょうし、サービス内容やターゲット層によっても全然変わってくるでしょう。

 

アプリをメインに使うことが想定されているサービスだったり、そもそもアプリじゃないとサービスを受けられないのであればユーザー数≒会員数となるでしょうし。

CLASS EXPLORERに関して言えば、まだサービスが始まったばかりでそもそものアプリの認知度が低そうなところ、アプリを利用する必然性が感じられにくいところ、またメインターゲットが富裕層であり比較的年齢層も高そうなことを鑑みると、相当ダウンロード比率は低いのではないか?と思います。

おそらく高く見積もっても会員の半分以下、実際には2~3割程度に留まっているのではないかと個人的には推測しています。

 

そうなると、会員の規模数はダウンロード数を高めに5割と見積もった場合、最大で34000×2=78000人となります。

同じく5割の場合、最小だと17000×2=34000人です。

ダウンロード数を低く見積もった場合のみ最大人数が10万人を超えるのですが…おそらく現時点で10万人も会員数はいないんじゃないのかな?と思っています。

 

というわけで終始非常にざっくりとした計算となるのですが、2020年12月現在のCLASS EXPLORERの会員数は、10万人未満の規模、もう少し絞ると30000~80000人くらいではないかと計算してみました。

 

CLASS EXPLORERは今後にサービス拡充に期待!

 

というわけで、今回はJALの新会員組織『CLASS EXPLORER』について紹介しました。

長々と脱線してしまった感はありますが…会員数の推測的にもインビテーションに関しては今後も随時送られると思いますし、入会したいなと思うくらいのJALユーザーの人であればすぐにインビテーションも来るかと思います。

肝心のサービス自体はもうひと声…というものが多い印象ですが、人によってはどストライクで刺さるものもあると思うので、今後サービスが拡充すれば「おっ!」と思うものも増えるかもしれません。

いつまでコロナ禍で満足に旅行できない日々が続くかもしれませんし、マイルを特典航空券以外で使おうと思ったときに選択肢が増えるのは良いことではないでしょうか。

 

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