ホテル予約サイトってたくさんありますよね。
国内だとじゃらんや楽天トラベル、他にもHISのような旅行会社が運営しているサイトだったり。
最近はトリバゴやagodaのような一括で比較できるサービスもメジャーになってきたでしょうか。
私も出張や旅行で色々なサイトを使ってきましたし、上記のサービスは一通り見たことがありますが…最近はもっぱら一休.comしか使っていません。
特にちょっと良いホテル、いわゆる高級ホテルと言われる部類のシティホテルを予約するときなんかは、真っ先に一休.comをチェックします。
いったい一休.comの何がそんなに良いのか?今回はそのメリットや魅力を説明していきます。
ここがすごい!一休.comのメリット
ではさっそく、一休.comのメリットを紹介していきます。
一休.comは他の予約サイトにはないメリットがたくさんあるんです。
高級ホテルに強い!圧倒的にお得に泊まれる
まず何といっても一休.comの魅力はこれ!高級ホテル(や温泉旅館)に圧倒的に強いといところ。
一休.comは他のサービスと比べても予約できる高級ホテルが充実していて、しかも圧倒的に安いことが多いんです。
たとえば私の場合こんな事例が。
ケース1:ヒルトン100周年セールが公式より安い
ヒルトンは時々公式サイトでセールを行いますが、そのときによって割引率が20%だったり40%だったりとまちまちで、対象地域もその時々で異なります。
最大の割引は50%OFFですが、ここまでの割引セールは年に何回もなく、そのためヒルトンファンはセール情報は常にチェックしてなるべく安いときを狙い予約します。
特にステータス修行をしている人にとっては一泊当たりのコストをどれだけ抑えるか?で費用総額が全然変わってきますから、50%OFFセールなんかは最高の泊数の稼ぎ時です。
ちなみに2019年は100周年記念セールで対象のホテルが50%OFFになったのですが…
私も密かに狙っていたところ、良さげな日程は速攻で全滅。
1泊は取れても2連泊以上だと予約ができず、1泊ずつに予約を分けると空室自体はあるようでしたが、2泊目はセール価格では宿泊できないようでした。
一泊だけセール価格を適用しても、2泊目は普通にオナーズ(ヒルトン会員)割引のみ適用。
総額56,626円とそこそこの値段だし、セールにならないんじゃ無理して連泊する必要も無いけど移動も面倒だし…
さてどうしたものかと考えつつ一休.comを眺めていると。
なんと100周年セールやってる!しかも連泊で取れるじゃないですか!!
公式サイトの割引率が最大50%OFFなのに対して一休では最大40%OFFと一見割引率が低く見えますが、一休は連泊で取れるので総額は1万円以上安くなります!
結局私はちょっと試したいこともあり、公式と一休.comを利用して一泊ずつ予約するという変則的な方法で予定を入れ、公式のセールだけを利用するよりも圧倒的に安く希望の日程で宿泊することができました。
ケース2:センチュリーロイヤルのスイートが10万円引き
またこれはある日のセンチュリーロイヤルホテル札幌のスイートルームの価格です。

センチュリーロイヤル公式

じゃらん

JTB
同日、同部屋の同プランで比較すると、公式サイト、じゃらん、JTBではいずれも1泊2日・2名で税込124,000円と中々のお値段だったのですが…

一休.com
ふと一休.comを見てみるとなんと24,180円!!実に10万円の割引です!!!
会員限定のプライベートセールですが、対象がゴールド会員限定と比較的ハードルも低く対象者も多い会員レベルでこの割引率です…!!!
「何かの間違いじゃないよね?」とちょっと怖くなりながらも(笑)速攻で予約を入れて宿泊してきました。
もちろん最高の滞在が楽しめましたよ。
-
-
【ホテル宿泊記】センチュリーロイヤルホテル『エクスクルーシヴフロア・BLANC』~回転レストランもある高層ホテルの最上階スイートは一度は宿泊する価値アリです。
札幌駅直結の立地にある『センチュリーロイヤルホテル』。 1973年開業と歴史があり、地下3階-地上23階建ての建物は後にできたJRタワーホテルには負けるものの、札幌市内ではトップレベルの ...
続きを見る
このように、一休.comでは高級ホテル・一流ホテルに強く、公式サイトや他の予約サイトよりも圧倒的にお得に泊まることができるんです。
セールは度々行っているので、こまめにチェックすると憧れのホテルに破格で宿泊できるかも?
ポイントの還元率が良い&即使えて便利
また一休.comでは他の予約サイトと同じようにポイント制度を導入していますが、他のサイトと違うのはポイントを今回の予約から即時利用できるというところ。
多くの予約サイトでは金額に応じて今回宿泊した分のポイントが後日付与され次回以降の宿泊で使える、というシステムですよね?
でもある程度旅慣れている人だといくつかのサイトを比較したり使い分けるので、必ずしも毎回同じサイトで予約を取るわけではないと思います。
そうなると結局ポイントもたいして貯まらないのでイマイチお得感が無かったり、使い切れずに期限が来て失効しそうだから仕方がなく予約を入れる…なんて経験もあるんじゃないでしょうか?
こうなるとちょっと使い勝手が悪いですし、縛られている感じがして微妙な気分になります(まあ顧客の囲い込みを考えるとそれが当然ですし、ビジネス戦略的なことを考えても正しいので文句は言えないのですが…)
その点、一休.comではポイントを貯めるか即時利用かを選べるので、ポイントのせいで「次も一休で予約しなきゃな~」なんてことがないので、純粋に今回の予約だけのことを考えられます。

即時利用OFFだとこんな感じ

ワンタッチ切替でポイント利用後の価格がわかる
この即時利用が非常に魅力的で、タイムセールなどでポイント還元率がアップしているプランだと思った以上の割引になりますので、すごく得した気分になります(笑)(実際還元率の高いプランを利用すると他のサイトと比べても安いことが多いです)
なので私はこの即時利用が気に入っていて、結局毎回一休.comで予約をしています。
これはこれでまんまと一休側の戦略に乗せられている気もしますが…(笑)結局自分にとっても使い勝手が良くて一番お得なのでWIN-WINですね。
併用可能なクーポンも配布している
割引関係でいうと、一休.comではクーポンも配布しています。
クーポンは不定期にホテルごとに配布しているので必ず使えるわけではありませんが、5000円や10000円といった高額クーポンもよく配布しているので、タイミングが合えばかなりお得です。
一部クーポンは利用条件(○円以上で使用可など)がありますが、ポイントと併用できるのでうまく使えば大幅な割引を狙えます。
クーポン配布中のホテルをエリアやグループで絞り込んで調べることもできますので、クーポンが使えるホテルから予約を組んでみるのもアリでしょう。
ランクアップすると特典が豪華に
一休.comではランク制度を導入していて、一定期間の利用金額に応じてランクがアップしていく仕組みになっています。
会員ランクはレギュラー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの4段階で特典は以下の通り。
主な特典はポイント還元率のアップと、ゴールド会員以上限定のセールですね。
ダイヤモンド会員となると6ヶ月間で30万円以上なのでけっこう頻繁に宿泊予定がある人じゃないと厳しいかもしれませんが、プラチナなら10万円なので達成可能な人も多いでしょう。
ゴールドだと5万円以上でOKなので、出張でも何泊かすれば達成可能ですし、二人以上の旅行なら1~2回で達成でちゃいます。
それでよりお得なポイント制度やセールを利用できるできるようになるわけですから、できればプラチナまで、最低でもゴールドにはなっておくとグンと使い勝手が良くなりますよ。
※ダイヤモンド会員はさらに特別な特典が
さらに最上級会員のダイヤモンド会員は、ホテル独自の特典が用意されている場合があります。
たとえばこちらはパークハイアット東京のダイヤモンド限定特典。
レイトチェックアウト、駐車場無料はよくあることとして、通常一泊4000円のスパアクセスが滞在中同伴者にも付くというのはかなりお得ではないでしょうか?
またルームサービスや特定のレストランでのランチ、ディナーが無条件で10%OFFになるのも嬉しいですね。
ホテルによっては他にも部屋のアップグレードがあったりと、通常はそのホテルの上級会員じゃないと提供されていないようなサービスがあるところも(逆にワンドリンクサービスやプチギフトプレゼントとしょぼいそこまで魅力的じゃない特典のところもありますが…w)。
対象のホテルが限られていることと、そのホテルによって特典が違うので詳細は実際に予約するときに確認してもらえればと思いますが、より好待遇で高級ホテルのステイを楽しめるのは嬉しいでしょう。
たとえば東京だとパークハイアット、アンダーズ、ペニンシュラ、マンダリンオリエンタル、マリオット、ウェスティン、リーガロイヤル、目黒雅叙園、ホテル椿山荘、高輪花香路(グランドプリンス高輪)などなど…
内資・外資問わずけっこうな数のホテルが対象ですので、特に首都圏でのホテル利用が多い人にとっては価値のある特典かもしれません。
ちょっと残念。一休.comのデメリット
以上紹介してきたように、高級ホテル・一流ホテルにお得に泊まるなら何はともあれ絶対にチェックしておいたほうが良いのが一休.comでした。
冒頭でも述べたように私も最近はもっぱら一休ばかりを利用していて、その便利さや魅力はいまお伝えしたばかりなのですが。
一応、「ここはちょっと残念かな?」というところもあったほうがこの記事の信頼性も増すだろうか、ということで(笑)ここからは一休.comのデメリットも(無理矢理)挙げてみましたので紹介してみます。
超格安宿・民宿系は無い
色々とみてきましたのでもうおわかりだと思いますが、一休.comは高級ホテルや温泉旅館など、“ちょっと良いお宿”が対象です。
これは一休.comや一休レストランを運営する株式会社一休の「こころに贅沢させよう」のコンセプトからも読み取れるのではないかなと思います。
そのため、格安・激安なビジネスホテルやカプセルホテル、民宿のようなタイプの宿は掲載がありません。
とは言っても「ビジネスホテル」「カジュアル旅館」のカテゴリーはあって、けっこうな数の宿が掲載されているのでビジネスホテルなどが全く取れないというわけではないのですが。
「宿は寝るだけだから何でもいい!」「とにかく最安値で泊まりたい!」なんて人には不向きなサイトということですね。
パックツアーが無い
また個人的に残念だなあと思うのが、パックツアーの予約ができないこと。
じゃらんにせよ楽天にせよHISにせよJTBにせよ…国内の主要な予約サイトでは、『JR+ホテル』や『航空券+ホテル』といった公共交通機関と宿泊施設を組み合わせて予約できるパックツアーがありますよね。
JALやANAでもダイナミックパッケージや旅作といった、航空券とホテルを自由に組み合わせることができるプランが用意されていて、それぞれ単独で取るよりもずっと割安になることが多いです。
しかし一休.comでは公共交通機関とセットのパッケージツアーは展開しておらず、ホテル単独での予約しかできません。
以前は『ANA一休パック』や『JAL便一休パック』というダイナミックパッケージプランを展開していましたが、いずれも終了しています。

パッケージツアーは終了
一応、ヤフートラベル経由の『ヤフーパック』ではJALやANAの航空券と、一休.com上でのホテル予約を組み合わせて旅程を組むことができるのですが…
なお、Yahoo!トラベル経由、ANA一休パック、JAL便一休パックのご予約は対象外となります。
公式サイトにも明記されているとおり、ヤフートラベル経由での予約はポイントも獲得できず会員ランクの利用実績にも反映されないので、わざわざヤフートラベルを経由する理由がないんですね。
もっとも、ヤフートラベルだとTポイントは貯まるので普段からTポイントを貯めまくってる!なんて人ならいいのかもしれませんが…そうなると別に一休じゃなくても、なんてことにもなりますし、いずれにせよ一休.comではパックツアーは組めないものと思ったほうが良いですね。
このパックツアーが組めないというのが、どこか遠方に行くとなると有無を言わさずホテルだけじゃなく飛行機のチケットも取らなければいけなくなる北海道民的にはけっこう困ったりもするのですが…
なので私は一休を利用するときはまず「ここに泊まってみたい!」とホテルありきで予定を決め、その上でお得なプランがないか一休で探して予約。その後航空券を別途安く手配したり、マイルを使うなんて使い方をしています。
一休.comのデメリットというか、個人的に惜しいなと思う部分はこれくらいでしょうか。
正直サービスを利用していてデメリットらしいデメリットはないですし、特に不満も感じません。
むしろ一番にチェックするくらい気に入っているサービスなので、ぜひあなたにもおすすめしたいです。
高級ホテル・温泉旅館にお得に泊まるなら一休.comで決まり
というわけで、今回は一休.comの魅力やメリット・デメリットについて詳細に説明してきました。
何度も繰り返しになりますが、ちょっと良いホテルや旅館に泊まりたいと思ったら真っ先にチェックすべき最有力候補のサイトが一休.comです。
特にセールやクーポンが無くても他のサイトと同等の価格で最安値近い料金を提示していることがほとんどですし、タイミングが合えば驚くような値段でめちゃくちゃ良い部屋に泊まれたりもしちゃいます。
使えば使うほどよりお得になりますし、特典も豪華になりますから定期的に旅行や出張で宿泊予約をする人ならしばらくは予約を一休に固めてみると良い思いをできるかも。
「こころに贅沢させよう」のコンセプトのように、自分のご褒美や大切な人との思い出作りに、今回はちょっと良いところに泊まろうかな~なんてときは一休.comをチェックしてみてください。