札幌駅直結の立地にある『センチュリーロイヤルホテル』。
1973年開業と歴史があり、地下3階-地上23階建ての建物は後にできたJRタワーホテルには負けるものの、札幌市内ではトップレベルの高層ホテルかつ高級ホテルでしょう。
また最上階には北海道で唯一の回転レストラン『ロンド』を有し、他のホテルにはない特色も多いホテルです。
そんなセンチュリーロイヤルホテル、市民としては普段使いするようなホテルでもないので今までは縁遠い存在だったのですが…
正規価格約12万円が2万円で泊まれる!という非常にお得なプランを一休.comで発見したので、今回は最上階のエクスクルーシヴフロア・BLANCに宿泊してきました!
札幌駅から地下を通ってホテルへ
センチュリーロイヤルホテルは、札幌駅から徒歩2分の好立地。
また地下街『アピア』とは地下通路で直結ですので、夏でも冬でも天候に左右されずアクセスが可能です。
私も地下街を通ってホテルに向かいました。
フロントです。
最新のホテルと比べるとスタイリッシュさには欠けますが、昔ながらのホテルっぽい高級感も感じられるのではないでしょうか。
札幌のホテルは今新規建築・リノベーションの過渡期なのでこれからこういうロビーも少なくなるかもしれませんね。
ちなみに余談ですが、センチュリーロイヤルホテルのルームキーは今ではすっかり珍しくなった実際に鍵穴に差し込んで使うタイプです。
伝統あるシティホテルでもセキュリティの関係からかここ数年一気にカードキーへと置き換わっていますから、中々お目にかかれません。
以前はロイヤルパークホテル系列も特徴的で可愛らしい鍵だったのですが、カードキーへと変わってしまいました。
個人的には味気ないカードキーよりも物理キーが好きですね、「ホテルに来たー」って感じがして。まあ重いし財布に入らないしで不便なんですけど(笑)
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最上階のエクスクルーシヴフロアにチェックイン!
チェックインを滞りなく済ませ、客室へ。
今回宿泊するのは18階、19階以上はレストランなので客室としては最上階にある『エクスクルーシヴフロア BLANC』(スイートルーム)に宿泊です。
客室入り口
エクスクルーシヴフロアでは客室入り口の前にもうひとつガラスの扉で仕切られたアプローチがあります。
エレベーターホールから客室へ向かう途中にセキュリティが設けられているホテルは多いですが、客室ごと個別にアプローチがあるのは珍しいですね。
これだけで高級感が演出されます。
ガラスの扉を抜けると、客室入り口。
このドアはなんというか、ちょっと事務所ビルの扉っぽい感じですね…スチール製である意味重厚感はありますが(笑)
というわけで、センチュリーロイヤルホテル最上階のスイートルームへチェックインです!
リビングルーム
扉をくぐって部屋に入るとリビングルームです。
写真だと奥行きがあまり伝わらないのですが、かなり広い。
客室の奥のソファー側から入り口方向をパシャリ。
なんとなく距離感とか雰囲気が伝わるでしょうか?
ソファエリア自体もかなり広く取られています。
これはリラックスできますね。
入り口左手には荷物置き場・ラック。
かなり広いです。
右を向くと、ベッドルームへと続いています。
ちなみにベッドルームにあるクローゼットはちょうど90度扉が開くようになっていて…
全開にするとベッドルームとリビングルームの仕切りとして機能します。
もともとそういう設計なのか、偶然なのかはわからないのですが…まあ扉の幅的にも、開く角度的にもおそらく狙って作られたのだと思います(笑)
デスクは客室入り口とソファエリアを仕切るように中央に配置されています。
何に使うかわからないボウル?インテリア?が目立ちますが(笑)さすがに広さも申し分なし!なのでデスクワークも問題ないでしょう。
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ベッドルーム
リビングルームのお隣ベッドルーム。
さきほども紹介したように仕切りは完全に扉で閉まっておらず、左右が開いているのでリビング入り口側からと奥のソファエリア側どちらからもアクセスが可能です。
その関係か、クローゼットは部屋の両端にひとつずつ配置されていました。
時計や照明関係のコントロールパネルはツインベッドの真ん中に。
ティッシュもベッドサイドの壁に埋め込まれていました。
これはスペースもとらないし便利ですね。
リビングルームのデスクにもありましたが、客室内の電話はかの有名なヤコブ・イェンセンで統一されています。
こちらもリビングと同じテイストの謎インテリア(笑)
スピーカーはBOSE製。
しっかりしたものがベッドサイドに左右2基取り付けられています。
加湿器はパナソニック製。
部屋にはこちらの一台のみですが、大型でパワーもありそうですし就寝中ベッドルームの加湿だけならこれで十分かと思います。
また加湿器のすぐ横にはオットマン付きのチェアが設置されているのですが…
実はこれ、マッサージチェアでした。マッサージチェアの見た目までスタイリッシュだとインテリアに統一感が出てさらに洗練された雰囲気になりますね。
まあこのマッサージチェアの機能がどれほどなのか?使用していないのでわかりませんが…使い心地的には見た目を無視して「いかにもマッサージチェア!」というほうが快適かもしれません(笑)
バスルーム
リビングルームの奥はバスルームです。
バスルームもかなり広くスペースが取られていますね。これだけ広いと二人並んで同時に使用するのも楽々でしょう。
ただせっかくここまで広いならダブルシンクにしてくれればとは思いますが…
アメニティも充実しています。
シャンプーなどはロクシタンで、基礎化粧品は資生堂。
基礎化粧品はメンズ用もありました。
女性はホテルに泊まるときも普段使っているシャンプーや基礎化粧品を持ち込むことが多いと思いますが、これだけ充実していれば荷物も減らせるのではないでしょうか?
アメニティ類の隣にはパナソニックのナノケアスチーマーが。
色々設備に工夫を凝らしているホテルも多いですが、これを置いてあるホテルは見たことがありませんね。
レディースフロアがあるビジネスホテルなんかには置いてあるのでしょうか。
私は使いませんでしたが…女性なら嬉しいのかな?一回は試すかもしれませんね。
ドライヤーもパナソニック。
通常のドライヤーとブラシ付きのくるくるドライヤーの二種類が用意されています。
洗面台右手にも小さいけどテレビが設置してありました。
防水仕様ですね。
ここでテレビを見る人は多くないともいますが、朝の身支度をしながらニュースをチェックするなんて使い方はできるでしょうか。
洗面台の左手に洗い場付きバスルームがあります。
高級感はありませんが広さもまずまずで使いやすい。日本人には嬉しいですね。
バスタブは思ったより狭めでしょうか?
とはいえ深さもありますし、一人で入るには十分すぎるサイズですが。
バスルーム内に置かれているシャンプー類はロクシタンではなくクラシエのZIRAシリーズ。
ホテルや温泉施設専用の商品らしいですが、このシリーズはビジネスホテルでもよく見るので特に高級ということではないかと思います。
横にある入浴剤はロクシタンですね。
バスルームの反対側にはトイレが。
トイレは広々、専用のシンクもあって快適です。
ミニバー(冷蔵庫)
入り口入ってすぐのところにミニバーコーナー。
冷蔵庫やエスプレッソマシンが完備されています。
冷蔵庫の中身です。
ミネラルウォーター、お茶、ビール、スミノフにおつまみ。
めちゃくちゃ充実してる!とは言い難いですが最近は高級ホテルでも冷蔵庫は空…なんてこともあるので何か入っているだけでも良いでしょう。
ちなみに今回宿泊したプランではこの冷蔵庫内が全て無料!(そもそもエクスクルーシヴフロアの宿泊はそこそこ良い値段なのでおそらくたいていのプランで冷蔵庫内無料の特典はあると思いますが)
お水なんかはお風呂上りや寝起きなんかに飲みたいことも多いですし、サービスのミネラルウォーターと合わせて4本もあると気兼ねなく飲めますね。
眺望
そして眺望です。
専用のリモコンを操作すると、
カーテンが自動で開き、18階から札幌を一望する景色が望めます。
ただ18階なので高さは申し分ないのですが、いかんせん札幌駅の北側向きなのでそこまで美しい景色か?というと…なんとも微妙ではあります(笑)
右手に大丸札幌店、目の前にはヨドバシカメラと商業施設が目立ちますし。
眼下に線路が広がる光景は珍しくこれはこれで面白いとも言えますが。
今回のお部屋紹介は以上です。
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センチュリーロイヤルホテル・エクスクルーシヴフロアBLANC宿泊記まとめ
札幌でも歴史あるホテルの『センチュリーロイヤルホテル』。
その最上階エクスクルーシヴフロアは快適そのもの。回転レストラン『ロンド』で夕食を楽しんでエクスクルーシヴフロアに宿泊…なんていうのも良いでしょう。
さすがに正規料金だと中々手が出ないかもしれませんが、お得なプランがあれば一度宿泊してみる価値はありますよ。
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